半導体最大手の米インテルが13日発表した2009年7~9月期決算は、前年同期比では減収減益にとどまった。ただ、前期比でみると売上高は2四半期連続で伸び、金融危機の直撃を受けた09年1~3月期を底に売り上げは改善している。パソコンやサーバーなど幅広いIT(情報技術)機器に半導体を供給するインテルの業績底入れが鮮明になってきたことで、IT景気全体の回復期待が高まりそうだ。
7~9月期の業績は売上高、1株利益ともにアナリスト予想を上回った。4~6月期の最終損益は赤字だったが、これは欧州連合(EU)の欧州委員会への巨額制裁金支払いという特殊要因による。7~9月期は小型・低価格パソコンの「ネットブック」向けや、通常のノート型パソコン向けMPU(超小型演算処理装置)販売の回復が目立ったという。
[2009年10月14日 NIKKEI NET]







